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2010年01月21日

フライドスイートポテト。



私の好きなライフカフェのランチ。

きのこのピザと彩り野菜のサラダにフライドスイートポテト。

ジャガイモならおなじみだがサツマイモは初めてでした。

ほんのり甘味があって塩味もあってこれがまた美味しい。

サラダもロメインレタス、にんじん、ルッコラ、レットオニオン、

チコリ、などなどヘルシー。

全て優しい味で飽きない。

ハニービールがこれまた美味しい。

結構ボリュームもあるのだが香港在住時はかなり歩くのでこれくらいは・・。

ライフで優しい味のランチを食べて夜は夜でがつ〜んと広東料理にいこう!  


Posted by アンナ at 20:31Comments(0)香港熱

2010年01月20日

BOSSA NOVA・と風のカフェ



永遠に続く斜面のわきにある私のお気に入りのカフェ。

イギリス人の女性オーナーが経営する「Life Cafe」

オーガニックカフェ・・。

何を食べても、飲んでも安全で美味しい。

私は特に店の雰囲気が好きだ。天井が高くて木や緑に囲まれていて、

いつもBOSSA NOVA・が流れている。

香港には珍しく時間がゆっくり流れている場所だ。

この日私はきのこのオーガニックピザとハニービァーをたのんだ。

照りつける太陽をさけ、観音開きの窓から入る風にあたりながら聴くBOSSA NOVA・が

とてもここち良かった・・・。次もまたここに今日とはちがう風にあたりに来よう。  


Posted by アンナ at 22:05Comments(0)香港熱

2010年01月16日

香港重慶マンションの中のカレー屋



九龍サイドのメインストリートのネイザンロード。

高層ビル、人の渦、排気ガス。

夜は降り注ぐ電飾の不夜城。

そこに鎮座する重慶マンション(チョンキンマンション)。

黒人系、中東系、インド系、、イスラムのコミュニティ。

そしてバックパッカーのねぐら。

女同士やビギナーではとても入る気がしない。

なれてしまえば異国の匂いに心踊るのだが・・。

しかしこれもルールをわきまえてのことだ。

私はここの所、香港に行くたびにここに通っている。

パキスタン人が経営するカレー屋にハマっているからだ。

きっかけは、重慶マンションの前の横断歩道で信号待ちをしてる時に

声をかけられた。「カレー食べない?お腹すいてない?」

最初、香港の新しい「ナンパ」かと思い、無視を決めていた。

かるくかわして、目的地に急ぎ一通り用事を済ませまたそこの場所を
通りかかった。

また、ヤツが声をかけてきた。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

パキスタン系男子。推定年齢25~30歳。浅黒い肌、黒くおおきな瞳、
長いまつげ、

痩せ型、細長い手足、カールのかかった髪、名前「ナジーム ハメド」
・・(名前は嘘)

ハメドは引退したボクサーの名前。

仮に名前を「ハメド」にしておこう。

ハメドはひとなつっこい笑顔で店のメニューを押し付けてくる。

しかたなくメニューを受け取る。

そのメニューには私の食欲をかきたてる写真が満載だった。

少し考えて結局ハメドに店の案内をたのんだ。

3F、エレベーターを降りて右に2件目ブルーの店。

店名は覚えてない。

黄色人種のお客は私だけだった。

ランチメニューをたのんだ。

待ってる間ハメドの質問攻めにあう。

国籍、香港に住んでるのか、違うのなら仕事で来てるのかとか、
旅行者か、

名前とか。個人情報保護法を使用したかった。

でもハメドの目には悪気は感じなかった。

適当に答えてランチを待った。

いい匂いのチキンカレーが運ばれてきた。

ふっくら焼けてるナン、赤いスパイスにくるまれたタンドリーチキン、
サラダ、サフランライス、チャイ。無言で食べた。カレー、美味しすぎる。

全て美味しい。チキンカレーをかけたサフランライスをちぎったナンにの
せて食べる。

炭水化物&炭水化物。炭水化物のコラボレーション。

それでもいい。カロリーオーバーでもいい。

全てをたいらげたい。

後で調整するから・・。

そう自分に言い聞かせかぶりつく。

キレイに食べ終わった。

超満足。来て良かった。今日は客引きの「ハメド」に感謝だ。  


Posted by アンナ at 16:21Comments(0)香港熱

2010年01月14日

偶然出会った「レットクリフ」のあのスター。



香港島サイド、金鐘。(アドミラリティ)ここに太古廣場(パシフィックプレイス)という

複合ショッピングモールがある。

日本の西部百貨店、イギリス系のレーンクロフォードが入っている。

その地下にグレイトという高級スーパーがある。

私はいつもそこでオーガニックティやめずらしいスパイスなどを購入する。

いつものようにグレイトで買い物をしていると、となりでセサミクッキーを買っている男性がいた。

私はその男性に見覚えがあった。

でもどうしても思い出せない。

誰だっけ・・。

浜松の人?・・・。

お客さんだっけ・・。

え~っ・・。誰だっけ・・。

しばし観察。

いやらしいがカゴの中なんかもチラ見してみた。

高級なものしか買っていない。

ずっと考える・・。

ああああ~っ!!!!!

「レットクリフのトニーレオンだ!!」

私は舞い上がった。

しかし確証がない。

周りも店員も騒いでいない。

そしてほどなくレジで一緒になる。

アメックスのブラックカードで支払いをしている。

ただ者ではない。

私も支払いを済ませる。

そして彼はビップ専用レーンらしき所から出て行く。

私は決死の覚悟で追いかける。

走る・・・・。

出口の警備員が声をあげる。

トニーのSPらしき大男につかまれる。

それを振り払い大声でトニーかとたずねる。

バレたか!と言う顔でSPに離せと合図する。

私は再度トニーかと尋ねる。

しかたない顔でうなずく。

私は日本人であなたのファンだと必死に伝える。

握手をもとめたら心良く応じてくれた。

だが写真はオフだからダメだと断られた。

SPが邪魔をしてくる。

ガンを飛ばしまくる私。

こんなチャンスはそうは無い。

じゃぁ、と言って彼は去って行った。

夢のようだった・・。

レットクリフのトニーレオン。

今度は香港アクション界のスター、ドニーイェンに会いたい。



ジャッキーじゃ無いところがマニアでしょ。  


Posted by アンナ at 00:33Comments(2)香港熱

2010年01月13日

香港下町食堂の「公仔麺」



坂を下って10分くらいの所にうなぎの寝床のように奥に長い麺屋があった。

店の名前は覚えていないがいかにも「香港下町食堂」な感じだ。

店の中は常連客らしき人からサラリーマン、ОL、様々だ。

ぶっきらぼうにメニューを持ってくるのも香港風。

とりあえずメニューの最初に載ってるBメニューにした。

「公仔麺、三文治」。

「公仔麺」とはインスタントラーメン。

香港ではインスタントラーメンも当然のごとくメニューに有る。

「三文治」とはサンドイッチ。

普通このメニューはモーニングのメニューだがここでは午後にも出していた。

ラーメンのトッピングはなぜか目玉焼きだ。

サンドイッチの中身はハム、チーズ、レタスとごく普通。

それと甘~い珈琲。

私はこのメニューがとても気にいっている。

日本では絶対といっていいほど出会わないメニューだからだ。

しかもなかなか美味しい。

B級中のB級グルメ。

香港が得意とする本物とは言いがたいが、まんざら嘘では無いというものだ。

ここのひとたちのいい所は「自分が納得すればいい」というところだ。

そして何をするにもプライドと自信を持っている。

たとえインスタントラーメンでもひと工夫で「ウチの味」としている。

体裁ではなく、いいか、悪いかできめる。

だから「公仔麺」(出前一丁)と書いてある。

こう言うストレートな所が大好きだ。

なんだか「公仔麺」が食べたくなってきた。

明日「安奈式公仔麺」でも作って食べてみようか・・・。  


Posted by アンナ at 15:07Comments(0)香港熱

2010年01月13日

香港・・・続、仙人の店。



仙人のいる店で見つけたキレイな小瓶。

「鼻煙壺」。(ビイェン フゥ)

見た目香水瓶にも見えるが、嗅ぎ煙草の壺。

詳しい事はわからないが壺のなかの匂いをかぐ嗜好品。

仙人の店の中はホコリっぽくて乱雑だ。

でも私には宝物探しに来たようなワクワク感でいっぱいだった。

壺の置いてある棚の下に木製のパイプらしき物と刺繍が施された布。

仙人に何かと尋ねると「アヘンパイプ」だと言う。

そして布は昔中国で結婚式で着られていた正装の中国服の端切れらしい。

かなり怪しいが熱心に説明してくるので真顔でうなずいてみせた。

狭い、暑い、ホコリっぽい。

めまいがする。

三色の「鼻煙壺」(ビイェン フゥ)を交渉金額で購入し店を出た。

暑さとさんざん歩いたあげくの空腹。

今度は腹ごしらえのために坂を下って行こう。  


Posted by アンナ at 10:16Comments(0)香港熱

2010年01月12日

香港・・。裏路地の仙人の店。





翡翠のブレスを買った「油麻地」から地下鉄に乗り「中環」(セントラル)

というエリアに行った。香港島、アッパーエリアだ。

比較的上流階級の人たちが住んでるエリア。

白人の居住者も多い。

「置地広場」(ランドマーク)がある。

シャネル、ブルガリ、お決まりのブランド物がせいぞろいしている。

そのての物にあまり興味が無くなった私はウィンドウだけを眺め違う場所に向かう。

アッパーエリアにひそむ「裏路地」。

胸が高鳴る。今日は何を見つけよう・・。

何があるだろう・・。

このエリアには坂が多い。

照りつける太陽と熱風との戦い。

それでも坂を上り裏路地にたどり着きたい。

それだけ私には魅力的な所だ。

香港の裏路地ならではの臭いがしてきた。

ビギナーには耐え難い臭いだと思う。

市場と隣接してるため、野菜、生肉、生魚、生ごみ、血の臭い。

そして人の熱気・・。

それが一大臭気となって沸き立っている。

目まいと期待が同時に襲う。

市場をぬけ角を曲がるとほんとに小さな骨董屋がある。

裸電球に薄汚れたガラス棚に小さな小瓶がいくつも並べられていた。

また私はそれにすいよせられてしまった。

ガラスの扉を押し中に入ると腰の曲がった老人が笑顔で迎えてくれた。

その空間は摩訶不思議な感じでその老人ははるか昔から生きのびている仙人のような老人だった。

違う空間に引き込まれてしまいそうな不安と心引かれる不思議な小瓶に、

さっきまでの暑さを忘れていた。  


Posted by アンナ at 21:09Comments(2)香港熱

2010年01月12日

翡翠のブレスと香港の夕焼け。



以前、香港で買った翡翠のブレス。

高級な品物ではない。

九龍エリアの「油麻地」というダウンタウンで見つけた。

高級ブティックや高級ホテルが立ち並ぶエリアから少し離れた

混沌とした場所。

鉄格子がはめられた観音開きの窓、色とりどりになびく洗濯物。

木枠の鳥かご。迷路の街「香港」の象徴。

市場の匂い。港の匂い。排気ガス。それでも咲きほこる南国の花
や木々たち。

夏だった。まとわりつく熱風とホコリ排気ガス。

暑さで少し不機嫌な顔であるく私の足を止めた翡翠のブレス。

熱風を避けるようにビルの陰で木製の棚に翡翠で作った物を並べ
ている。

「小姐、看一下」(ちょっと見て・・。)老婆が呼び止めた。

老婆が広東語を並べたてる。

「我是日本人」(日本人です)と北京語で返す。

すっとんきょうな顔をしてうなずく老婆。

そんなやりとりもそっちのけで私の手をつかみブレスをはめてくる。

それも私が目をつけたブレスを選んで。

手首をつかんで大体のサイズを瞬時にはかる。

「これだ」と言って差し出したサイズ。

・・パーフェクト・・。

私は笑いながら「多少銭?」(いくら?)と。

「二百塊銭」(200HK$)約2800円。

私は首を横に振る。五分程度のやり取りで購入。

結局(120HK$)約1680円で交渉成立。

翡翠。練り物の翡翠。本物とはいいにくいがまんざら偽者でもない。

それでも私は気に入った。

その場で腕にはめて行く。

今ほんの10分程度で出来た香港の思い出。

夕焼けにすかしてみた翡翠の色。

まだ熱の下がらない風の中もうひとつ思い出を作ろうと人の波の
中に向かった。  


Posted by アンナ at 00:10Comments(0)香港熱

2010年01月09日

チャイニーズティ。



チャイニーズティ。

香港に通うこと30回。

妖しい魅力の街並み同様中国茶にもはまった。

香港島の「上環」(ションワン)に行き着けのお茶屋さんがある。

「堯陽茶行」香港有限公司。

ここの「巖本、極品鉄観音」はとてもおいしい。

濃厚で香り高い。

もうひとつのお気に入りが「茉莉白雪芽」。

ジャスミンティー。

あと高級なお茶では「大紅砲」深みがあり香り高い。

私は休日にドライフルーツやナッツなどで中国茶をいただく。

香港や台湾行った時に棗やマンゴー、のドライフルーツ、

蓮の実、クコの実、松の実などのナッツ類など買いだめて来る。

中国茶器を使ってしっかり入れる。

心落ち着くひと時だ。

今度のお休みは好きな音楽を聴きながら美味しいお茶で疲れをとろう。

お気に入りの器も並べて・・・。  


Posted by アンナ at 09:03Comments(2)香港熱

2009年12月06日

嘘のような本当の話し。富豪の正体・・・・。



シャングリラホテルでの「ごち」GAMEから半年後の夏・・。
また香港に行った。同じくシャングリラホテルに泊まる。
冬の香港は暖かくすごしやすい。しかし夏の香港は灼熱・・・。

高層コンクリートの迷路、車の排気ガス、人の熱気。
それでも人は休む間もなく働く。

また同じホテルのラウンジに行った。にぎわっていた。
夜景が綺麗だった。

・・・。いた!・・。GAMEをしたあの人物が!
話し掛けた!覚えてた!お互い驚いた!

彼は待ち合わせをしていた。話すにはあまり時間が無かった。
短い時間で収集した情報・・。名前「フセイン」ヤバそうだ・・。
仕事・・NECスポーツチャンネルクェートのオーナー。
弟は香港とシンガポールでバンクをやっているとの事。

リムジンのはずだ。「ごち」のシャンパンはドンペリだったかも・・。
名刺をもらった。・・・ある思いが浮かぶ・・。

たしかあの国は一夫多妻なのでは・・・(笑)
冗談。旅先の出会いは本当にエキサイティングで面白い。  


Posted by アンナ at 20:51Comments(0)香港熱

2009年12月05日

香港・・富豪とGAME・・・・。



九龍サイドのHOTELのラウンジでGAMEをした。
シャングリラホテルのラウンジ。

中東系の恰幅のいい紳士からのお誘いだ。
単純なGAME・・・。数合わせ。

負けた。2回とも。

負けたのに「ごち」になった。マンハッタンと、シャンパン。
負けたけどツイている。

後でこの紳士の正体を知る事になる。

次の朝、デカいリムジンが彼を迎えに来ていた。

この紳士の正体は次回の続・香港で。  


Posted by アンナ at 21:40Comments(0)香港熱

2009年12月04日

【続…香港。】



香港の友達と連絡がとれなくなってかなりたつ。『李秀麗』=ステラ・リー。
亡くなった叔父の紹介で知り合った。

中環[セントラル]というエリアにある某ビルの五階でBOUTIQUEとエス
テサロンをやっていた。とてもパワーのある女性だった。

でも香港返還の一年前くらいから経営が苦しくなっていった。でも彼女は
泣き言なんて言わず次の作戦を計画していた。

香港を離れ、カナダで商売をするというのだ。カナダにあるチャイナタウン
のツテを使って。しかも後二ヶ月で香港を離れるという。

「香港を捨てるの?」

と言う私の問い掛けに「捨てないよ、必ず成功して儲けて帰って来る。」
とあっさり言った。

女一人外国で勝負にでるステラに感心させられた。

このいさぎよさ、私にあるだろうか…。向こうで落ち着いたら連絡すると言
っていたが音信不通になってしまった。

ステラ・リー。会って話しがしたい…。  


Posted by アンナ at 21:01Comments(2)香港熱

2009年12月04日

香港のお日様…夜の太陽…私の心。






もうどれぐらいだろうか。香港に行くようになって。

『行く』というより『帰る』とも言える。回数にして30回は行ってると思う。

香港は私にとって特別な場所。いえ、神聖な場所かも知れない。私の友達は
香港と言う国にが好きではないという子が多数だ。

何故そんなに行きたいの?と言われる。

説明出来ない。あの街のざわめき、人のパワー、あの国で生きてる人の生き様。
下手をしたら飲み込まれそうな闇……。大富豪の豪邸が見下ろす先に、何を造
ってるのかわからない怪しい工場がある。

CHANELの横の路地で『路地物』のCHANELが売られている。
良くも悪くも全て飲み込んでる場所…。あそこにいると自分の『ぬるさ』を痛感
させられる…。

まだまだ頑張ってない!そして自分は恵まれていると…。

長くなりそうなので次回、【続、香港】で…。  


Posted by アンナ at 14:33Comments(0)香港熱