2010年01月13日
香港下町食堂の「公仔麺」

坂を下って10分くらいの所にうなぎの寝床のように奥に長い麺屋があった。
店の名前は覚えていないがいかにも「香港下町食堂」な感じだ。
店の中は常連客らしき人からサラリーマン、ОL、様々だ。
ぶっきらぼうにメニューを持ってくるのも香港風。
とりあえずメニューの最初に載ってるBメニューにした。
「公仔麺、三文治」。
「公仔麺」とはインスタントラーメン。
香港ではインスタントラーメンも当然のごとくメニューに有る。
「三文治」とはサンドイッチ。
普通このメニューはモーニングのメニューだがここでは午後にも出していた。
ラーメンのトッピングはなぜか目玉焼きだ。
サンドイッチの中身はハム、チーズ、レタスとごく普通。
それと甘~い珈琲。
私はこのメニューがとても気にいっている。
日本では絶対といっていいほど出会わないメニューだからだ。
しかもなかなか美味しい。
B級中のB級グルメ。
香港が得意とする本物とは言いがたいが、まんざら嘘では無いというものだ。
ここのひとたちのいい所は「自分が納得すればいい」というところだ。
そして何をするにもプライドと自信を持っている。
たとえインスタントラーメンでもひと工夫で「ウチの味」としている。
体裁ではなく、いいか、悪いかできめる。
だから「公仔麺」(出前一丁)と書いてある。
こう言うストレートな所が大好きだ。
なんだか「公仔麺」が食べたくなってきた。
明日「安奈式公仔麺」でも作って食べてみようか・・・。
Posted by アンナ at 15:07│Comments(0)
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