2010年01月12日
香港・・。裏路地の仙人の店。

翡翠のブレスを買った「油麻地」から地下鉄に乗り「中環」(セントラル)
というエリアに行った。香港島、アッパーエリアだ。
比較的上流階級の人たちが住んでるエリア。
白人の居住者も多い。
「置地広場」(ランドマーク)がある。
シャネル、ブルガリ、お決まりのブランド物がせいぞろいしている。
そのての物にあまり興味が無くなった私はウィンドウだけを眺め違う場所に向かう。
アッパーエリアにひそむ「裏路地」。
胸が高鳴る。今日は何を見つけよう・・。
何があるだろう・・。
このエリアには坂が多い。
照りつける太陽と熱風との戦い。
それでも坂を上り裏路地にたどり着きたい。
それだけ私には魅力的な所だ。
香港の裏路地ならではの臭いがしてきた。
ビギナーには耐え難い臭いだと思う。
市場と隣接してるため、野菜、生肉、生魚、生ごみ、血の臭い。
そして人の熱気・・。
それが一大臭気となって沸き立っている。
目まいと期待が同時に襲う。
市場をぬけ角を曲がるとほんとに小さな骨董屋がある。
裸電球に薄汚れたガラス棚に小さな小瓶がいくつも並べられていた。
また私はそれにすいよせられてしまった。
ガラスの扉を押し中に入ると腰の曲がった老人が笑顔で迎えてくれた。
その空間は摩訶不思議な感じでその老人ははるか昔から生きのびている仙人のような老人だった。
違う空間に引き込まれてしまいそうな不安と心引かれる不思議な小瓶に、
さっきまでの暑さを忘れていた。
Posted by アンナ at 21:09│Comments(2)
│香港熱
この記事へのコメント
あぁ、香港の下町の風景が思い出します。
怪しいもの、渾然一体となった町並みが好きな者にとっては香港の下町はパラダイスですね。キャットストリートの周辺とか湾仔とか香港島は金持ちと庶民が坂ひとつ、ブロックひとつ隔てて住んでいて、そのまだら模様がいいですね。
アンナさんは香港と同じようにニューヨークも似合うと思うのですが・・・。
怪しいもの、渾然一体となった町並みが好きな者にとっては香港の下町はパラダイスですね。キャットストリートの周辺とか湾仔とか香港島は金持ちと庶民が坂ひとつ、ブロックひとつ隔てて住んでいて、そのまだら模様がいいですね。
アンナさんは香港と同じようにニューヨークも似合うと思うのですが・・・。
Posted by SUZY(メンカタ)
at 2010年01月13日 05:42

おはようございます。ホントにまだら模様という例えがピッタリですね。九龍サイド香港島サイドの同じ様で同じではない空気がたまらないです。歩いて歩いてお腹がすけば小さな麺屋に入り小洒落たカフェで珈琲をのみまさに異国の自由時間。本当の意味で自分の時間が取れるのが香港ですね。あ、ビンゴです!ニューヨークとても行きたいです!
Posted by アンナ at 2010年01月13日 09:06