最後の「ヒカリ」希望の「ヒカリ」

アンナ

2010年01月05日 20:17



「ヒカリ」から久しぶりに連絡があった。

1時間あまり話をした。

話しの途中で何回私はため息を付き無言になったことだろう。

「ヒカリ」は語尾を強め私に反論する。

初めての「ヒカリ」とのバトルだ。

内容は明かせないがあまりに残念な告白だった。

そして私も彼に言うまいと思っていた告白をした。

「ヒカリ」はずっと無言だった・・。

うんと年下のギタリストにムキになる自分が馬鹿らしかった・・。

私はそれだけ「ヒカリ」のデビューに期待していた。

元カノの「志保」もそうだったに違いない。

あえて「志保」との行方についてはふれなかった。

私は気持ちをおさえ「ヒカリ」にまだチャンスはあると言った。

私も今ある事でとても頑張ってると伝えた。

突然の電話口でのソロギター。

電話口でのライブ・・。

なんの前触れもなくソロギターが始まった。

カッコ良かった。

「志保」にも聞かせたかった。

やっぱり「ヒカリ」はギタリストだ。

なんだか涙がでた。

理由なんてわからない。

「ヒカリ」も泣いていた。

行き場を失いかけた若い夢。

もう一度チャレンジする事を約束して電話を切った。

そして私たちはしばらくの間連絡を絶つことにした。

つぎはお互いの夢が叶ったときに・・。

頑張れ「ヒカリ」。私も頑張るから・・。

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